2006/01/01

台湾2日目:故宮博物院は宝物の山!

◆MRT士林駅からバスに乗り、故宮博物院に向かいます。
バス乗るの初めて。わーい!
ていうか、運転乱暴!車体大揺れ!怖っっ!!(゜ー゜;
座席から転げ落ちそうで、ずっと前の席の背もたれを掴んでいたよ。

閉鎖中の正面入り口 ◆10分強で博物院に到着。
実は、大規模修理工事の真っ最中で、正門は閉鎖されているわ展示室の半分以上は見れないわのかなり寂しい状態なんだよね。
4階にあったという茶房もクローズされちゃったし。
とはいえ、あまり広すぎても見て回るの疲れるので、普通の観光客にはむしろラッキーなのかもしれない。一番有名な展示物は、一部屋に集めて公開してくれてるしね。

◆ここの展示物は、小さくて高価な芸術品が多いことで有名。らしい。
象牙を彫って作った何重の塔の中にそれぞれ小さな仏様が納められていて、現在ではどうやって作ったかが分からなくなってしまったものだとか、もう気が狂っているとしか思えないような精巧な作品が山ほどあって、圧倒されっぱなし。職人は文字通り命懸けで作ったんだろうね。当時の中国皇帝の権力の凄まじさが伺えるわ。
さすが食いしん坊・中国の人!と思わせるような「白菜」と「豚ばら肉」の彫刻、
西洋の技法で毛並みまで活き活きと描かれた馬や犬の絵、
一人一人のキャラの描き分けが見事な七福神(?)の彫り物、
ヴィシュヌ様やガルーダ、アプサラ、マハカーラといったインド神話の神々、どれも興味深くて面白く…
関係ないけどお釈迦様が誕生直後に天と地を指差して「天上天下唯我独尊」と言ったという逸話に基づいた「誕生仏像」、ずらっと並んでるとダンシング・ベビーみたいでちょっと笑った。
この部屋で音楽かけたら一斉に踊り出すんじゃないか?みたいな。

◆そんな綺羅綺羅しい宝物の並ぶ中、ふと目に留まったのが、書の一角。
そこに展示されていたのは、張即之という人の書いた金剛経の写本でした。
きっちりと記された楷書になぜか心が引き付けられて、そのまましばらく眺めていました。
ためらいなくすーっと伸びた線の美しさもさることながら、たったひとつの点さえおろそかにしない丁寧な筆の運び。
その集中力、費やされたであろう膨大な時間。一文字一文字に込められた仏様への祈り。
単なる「文字を書く」という行為が、ここではなんと神聖であることか。
そんな尊いものと800年の時を超えて対面しているのだと思うと、じーんと胸が熱くなって、泣けてきてしまいました(;ー;
ここに来てよかった、と思った瞬間でしたよ。
この辺りはちょっと地味な雰囲気なせいかあまり人がいなかったんだけど、ちょうど、同じように写本の前にじっと立っているおじさんがいたの。
その人と感動を分かち合っているような気がして、密かに嬉しかった。

一見日本の庭園と変わらないようだけど、橋やあずまやが中国風 ◆見学を終えて、お隣の庭園「至善園」でちょっと休憩。
渡航前にはこの庭園の情報があまり見つからず、ここでお弁当なんか食べられるんだろうか、それともそんなこと考えるさえおこがましいような神聖な場所だったりするんだろうか、と悩んだんだけど(国立だし博物館の一部だし)、行ってみたら、
近所の小学生がポテチの袋片手に走り回ってました。

…ま、そうですよね。上野公園でも思い浮かべれば分かることじゃん…
ごく普通の庭園です。
遠足で故宮博物院を見学してここでお昼を食べるのがお決まりのコースっぽい。幼稚園児やベビーカーのママさんもいっぱいいて、和やかで楽しい雰囲気でしたよ。

◆歩き回ったらおなか減ったぞ。じゃあ、バス乗って駅に帰るかな!

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2005/08/04

Golden Balls Live初日♪

天王洲アイル、海側から ◆ラーメンズの新プロジェクト「Rahmens presents Golden Balls Live」第一回公演・初日を観に、アートスフィアに行って参りました!

天王洲アイルに来るのは久しぶりですよ。
どれだけ久しぶりかって言うと、前に来たのが'96だったという(ちなみに稲垣君のお芝居)。
きれいなビルですよね~。
「golden」の名のせいか、ポスターもロココ調で全体的にゴージャス。

◆物販のテーブルの周囲はかなりの人だかり。
何を売っているのか見ることすらできない…
人々の背中から垣間見た感じでは、白地に金プリントのTシャツ、ポスター、手ぬぐい、めんこ、それにDVDや本など。

アートスフィアのエントランス ◆出演は、ラーメンズのお二人のほか、久ヶ沢徹さん、西田征史さん、野間口徹さんの計5人です。
19時開始/20時40分終演(予定)、休憩はありません。
今日は19時をちょっと過ぎた頃に始まり、20時40分頃すべて終了しました。

◆では、引き続き、公演の簡単なレポを。
まずは、劇場内の様子、舞台のセットと上演前のナレーションについて。
ここには内容に関してのネタバレはありませんが、まだご覧になっていない方、何も知りたくない方は読まないでくださいね。


軽くネタバレ(1) 劇場内の様子、舞台のセットについて。
アートスフィアはクラッシックな馬蹄型の美しい劇場で、入るだけでうきうき。しかもラーメンズだもの!
ステージの上に目をやると、これがまた凄い。
正面にどーん!と巨大なカニ。
その周りを取り巻く、大きな目、仏陀ガンダム、パンダうさぎ、鼻、鶏猿、巻貝蛸、ライオン、きりん… へんないきもののオブジェ(書割)。
それらが七色の照明でまぶしく光っているの。何だこりゃ??
正面に入り口が作ってあり、左右には小さな階段も。



軽くネタバレ(2) 上演前のナレーションについて。
劇場内での注意事項などを教えてくれるナレーターは、小林賢太郎プロデュース公演でおなじみの、犬飼若浩さんという俳優さんでした。終演後のナレーションも同じ方。声のみの出演です。
#確かこういうお名前だったと。わたしはKKPとか見たことないんで知らないんですが… 違ったらこっそり教えてください(汗




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!!!     以下、公演内容についてのネタバレ注意    !!!
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以下は、Rahmens presents Golden Balls Live第一回公演 のネタバレです。
内容を知りたくない方は絶対に見ないで下さいね。

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!!!     以下、公演内容についてのネタバレ注意    !!!
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舞台が明るくなると、黒いスーツに裸足の男が5人。これって、いつものラーメンズ公演と同じ格好だ。
よく見たら、ステージ上は人工芝みたいな緑です。

唐突に始まるコント。
端っこから一人ずつ、順番に、謎のジェスチャーと単語を披露。どの組み合わせが一番しっくり来るか決めているらしい。
意味は不明、状況も不明。訳分かんないけど楽しい。

ここから息もつかせぬミニコント連発。
 ・だったらいいのに同盟
 ・愚問道       …あとは何だっけ??
くっだらなーい、と思いつつげらげら笑う。
5人のコンビネーションがいい感じ。ぽんぽんぽん、と流れるような構成、リズミカル。
てきぱきした動きも快い。おっさんら、よく動くな。

雑誌のインタビューで小林さんが「ラーメンズは演劇よりのコント、今回のプロジェクトはコントよりの演劇」と語っているのを読んだけれど、そうかなあ??
台本に沿って緻密に組み立てられたタイプより、「タカシと父さん」とか「Q&A」のような直感的な笑いの傾向が強いような気がしました。

◆舞台暗転して、オープニングフィルム。
セットの巨大なカニ、実はスクリーンだった模様。
甲羅に映し出される出演者紹介のムービー。ポスターもそうだったが、装飾がロココ調なので妙にゴージャス。
いつもこんな豪華なのですか??

◆サラリーマンの昼休み
半そでワイシャツ姿の5人、丸椅子に座っている。
「サーブ、」「レシーブ、」と、口々にバレーボールのやり方を確認。しかし、誰も正確なルールが分からないらしく、一チーム3人で行われるスポーツになっている?
ちなみに、このグループ内で何か面白くないことを言うと「消えてなくなってしまえばいいのに」と言われるのがきついです!

◆就職浪人の集い
舞台上に、お茶の間風のひな壇が登場。それ以外にも大道具が使われていて、今回最も大仕掛けなコントでした。
突如ホームドラマに切り替わったり、驚きの急展開の連続には開いた口がふさがらない。
初日なせいか、オチのきっかけを小林さんが忘れてしまうというハプニングがありました。おかげでオチがグダグダに(小林さん、エンディングで平謝り)。

◆ジンティラー・ヨーガ
ヒーリング系BGMと映像をバックに行われる、ジンティラー・ヨーガの達人のデモンストレーション。
小林さんのナレーション&片桐さんのアクションという黄金パターン。
途中で、金色に輝く大きなボールを持った久ヶ沢さん(かな?)が登場。二人でヨーガのポーズを実践してくれる、が、途中からルールが変わってしまいます。
…そういえば、ラーメンズの公演で下ネタっぽいのって珍しいですよね。

◆チャンスハンター
自分探しの旅を続ける若者、の前に現れた怪しげな二人組の男。
彼らは、珍獣「チャンス」を求めて狩を続けるチャンスハンターなのでした。
チャンス鍋、不味そーーー!

◆見習いコック
アルバイトのコックさん3人(&ギャルソン)に翻弄される店長。
ラーメンズが二人とも暴走側に回るのを見るのは初めて。やりたい放題だ。
小林さんのギャルソンエプロン姿にときめきました!

◆エンディングフィルム。
スタッフの名前と、今回使用されたセットの原画を描く片桐さんの姿が映されていました。
この他にも、スクリーンには、コントの合間合間にムービーが流されました。
昼休みに屋上でバレーボールに興じるサラリーマンたちであったり、「大人になって分かったこと」だったり、珍獣「チャンス」の図鑑(緻密なイラストは小林さんによるもの)だったり。
凝ってますな…

◆最後にもう一度、冒頭に出てきた黒スーツ姿の5人組のシュールなコントがあって、本編終了。

◆カーテンコールで全員が登場し、小林さんが代表してご挨拶。
「何も、第一回の初日に来なくても」
「もう32歳ですよ」
今日あったことは誰にも言わないように
口止めされたけど、言う奴は言うんで。ごめんなさい。

「今日一番やらかした人は誰ですか?」と聞くと、4人の目は当然小林さんに。
一番ひどいミスをした人には、この挨拶中にちょっとした罰ゲームがあるようです。小林さんはこの罰ゲームでさらに傷口に塩をすり込まれていました。

今回のセットのデザインは片桐さん、という話で。
小「なんでバッターボックスとホームベースがあるんですか」(よく見ると、ステージ中央の床に白く描かれていました)
片「広がりを持たせようと思って。ステージだけで終わるんじゃなくて、ずっと外まで広がっているような…」
小「うちらが内野、あっち(観客席)が外野みたいな…」
片「そこまでいくと気持ち悪い。本当は空いてたから描いただけです」

3回目のカーテンコールの最後、「もうこの辺で勘弁してください(笑)」ということで、舞台終了となりました。




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!!!     以上、公演内容についてのネタバレ終了    !!!
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◆ラーメンズとはまた違った魅力のあるライブでした。楽しかった~♪
また何か思い出したら書きますね。

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2004/06/26

忘れずに見てきた!

新・建築の黙示録 ◆用賀にある世田谷美術館で、宮本隆司さんの写真展を見てきました。

お昼ごはんは、時が止まったようなレトロな定食屋さん(和菓子屋さん?松任谷由実さんがよく来てたらしい)でオムライス。
美術館への行きはバスに乗ったんだけど、ちょっと遠回りだし、お日様も沈みかけて日焼けもしなさそうだったので、帰りは徒歩。
楽しい散歩道があって、タイル貼りのアートっぽい水路やベンチが作ってあったり、路面に百人一首が書いてあったり、面白かったわ。

◆どれも興味深い写真ばかりだったけど、やっぱりお目当ての九龍城砦には興奮してしまう!
この一角は展示室がわざと狭い通路状に作ってあったので、ここだけちょっと人口密度が高かった。
展示も普通の横一列ではなく、天井近くまで縦にも並べたりして、九龍城砦の雰囲気を出していたわ。凝ってるね~。

◆ちょっと話それるけど。別の部屋に行くと、お客がみんなしゃがんでるのよ。
何だろう?と思うと、ダンボールハウスの写真を集めた展示室なの。
全部床すれすれに貼ってあるから、よく見ようと思ったらしゃがまないといけないの!
これって結構面白い光景よ。入ってくる人、みんなびっくりして笑ってたもん。

◆しかし、いつ見ても凄いなぁ九龍城砦。
人間のしたたかさっていうか… 猥雑なパワーがみなぎっているっていうか… 面白い。
ここに暮らした人々の人生がしみこんでる。時間の重みを感じさせる。圧倒される。
長時間露光?のせいで、通路を横切る人間の残像が幽霊のように写っているのよね。
それが、建物自体の持っている記憶のようで。
取り壊した後に作られた公園は、きれいだけど上っ面だけで、なんて薄っぺらいんだろう。
あ~、人が暮らしているうちに行ってみたかったよ~!

◆素晴らしい写真展でした。見に行けて良かった♪

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2004/06/14

忘れずに見に行くこと!

世田谷美術館にて、宮本隆司さんの写真展「壊れゆくもの・生まれいずるもの」が開催中であることを、今日知りました。
#朝、ボゲーと車内吊りを見ていたらポスターがあった

5/22~7/4なんですって。情報遅すぎよっ、自分!
その昔、宮本さんの撮った九龍の写真集に感動して、一度本物を見てみたいとずっと思っていたのに。
早く行きたいけど、最近は土日にやりたいことがいっぱいあって、どうだか…
朝イチで出かけて、じっくり見たいしなぁ。

…しかし、世田谷美術館。
用賀駅から17分も歩くんですって?? 遠いよぅ~ (つд`;

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2004/02/27

唐橋さんの個展に行ってきた

◆「仮面ライダー555」の海堂直也こと、唐橋充さんの個展に行ってきました。
最終日・しかも閉店30分前に滑り込んだため途中から撤収作業が始まってしまい、ちょっぴり寂しい思いをしましたが、絵はとても素敵でした!
生で見られてよかったよ~。
#本当は月曜に行くつもりだったんだけど、残業があって行けなかったのだ
◆会場は、JR池袋駅西口のすぐ前にある雑居ビルの8階、アーティストガーデン。
エレベーターを降りると、階段と、右側にギャラリーの入り口。
階段には人がずらりと並んでいたので、「まさか…入場待ちの列か?!」とビビりましたが、よく見たら入り口の脇に唐橋さんがいて、サイン会状態になっていただけでした。
サイン待ちの人たちね、なるほど…と納得したところで、中へ。
◆ここは、ビルの一室がカフェ併設のギャラリーになっています。
といっても、部屋の中が2枚のパネルで仕切られていて、窓際に小さなテーブルが2、3ある程度のこじんまりしたところ。
テーブルの上には、期間限定メニュー「KAIDOブレンド(コーヒー)」と「プリン」(だったと思う)の小さなポップ。
手書きの文字やイラストは、唐橋さんの直筆だったのかな。あまりよく見れなかったので確証はありませんが。
この個展のパンフレット、オリジナルのTシャツ・フレームに入ったイラスト・ポストカード・シルバーアクセなどの販売コーナーも。
◆入ってすぐ左手の壁に大きな油絵?がある他は、B5以下の小さなサイズの絵が多かったです。
学生時代の色鉛筆のイラストから始まって、アクリル水彩、「Cretan Crete」という演劇サークル時代のチラシや立て看の原画(?)、舞台用衣装が一着&そのデザイン画、555の公式サイトにも載っていた海堂のイラスト、写真をphotoshopで加工したものなどなど。
イラストはひとつひとつ違う台紙とフレームにていねいに納められており、コメントつきのものもあって、作品に対する愛情が伝わってきました。
想像していたより全然多くて、見ごたえがあります。
◆唐橋さんのイラストのタッチはとても繊細。優しいけれど、どこか寂しさを感じさせる絵だと思いました。
天使や妖精といったファンタジックなモチーフがお好きなようです。
演劇のチラシも、そういうストーリーが多いらしく、幻想的な雰囲気。うっとりするようなきれいな絵で、舞台へのイメージがふくらむようなものでした。
もしチラシの束にこんなのが挟まっていたら、家まで持って帰ってゆっくり眺めただろうな…
海堂を描いたごく最近のイラストは、ぐっとシンプルでポップになっていました。
完成されていて、プロのイラストレーターの作品という感じでしたね。
◆唐橋さんはファンひとりひとりと気軽にお話したりサインをしてくれたり、サービス精神の旺盛な方でした。
#忙しそうなのでご挨拶はしませんでした
作品の梱包の指示を出したり、自ら壁の額を外したりと楽しそうに働いていましたよ。
次は名古屋で開かれるそうですが、東京と同じく大成功になるといいですね♪

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