2006/03/20

キックボクシング観戦記

◆格闘技の聖地・後楽園ホールで、キックボクシングの試合を見てきました!
わたしが普段出かけるようなところは「女性率85%以上」がざらですから、こんな男臭い場所は我ながら珍しいんですのよオホホ。
しかも、人生初の格闘技観戦なんだもの!
どんななんだろう、どきどきするわあ(゚∀゚*)

JR水道橋駅で降り、東京ドーム手前の青いビルへ。
満員のエレベーターを避け、落書きだらけの狭い階段を5階まで昇ると、そこは後楽園ホール
嗚呼なつかしや、我が青春の想い出の地よ(T^T

~ここから回想~
このホール、競技ダンスの試合も開催されるので、大学時代によく通ったものですよ(競技ダンスサークルだった)。
当日は朝早いから、前日の夜、会場設営の準備に集まるんです。
そうすると、ちょうど試合を終えたプロレスの人たちが片づけをしてたりしてね…
向こうは女子プロレス、こっちはスーツ姿にダンス用のすんごい高いシニヨン(ちなみに男性は当時の規則で七三分け&学ラン)、が黙々と作業してるという非日常的な光景もしばしばでした。
廊下でキューティー鈴木さんとすれ違ったのを覚えてます。ちっちゃかったのぅ…
~以上、回想終わり~
ハッと現実に戻ったところで席を探します。
残念ながらリングの正面じゃなくて後ろ側(正面や後ろがあるってことも、ここに来て初めて知った)だったんだけど、高さ的には選手と目線が同じぐらいで見やすそう。
しかし、階段席ってシートが木で堅いし背もたれもないし、長時間見るのは腰痛持ちにはつらいなあ(´Д`) どうにかなんないの?

◆この日は、全日本キックボクシング連盟開催の「SWORD FIGHT 2006~日本VSタイ・5対5マッチ~」というイベントでした。

17時開場で、まずはオープニングファイトが3試合。
まだまだ経験の浅いフレッシュな選手たち。でも、第三試合にもなると、服装や髪型のちょっと派手めな人が登場したりして。
個人的にそういうタイプの選手は苦手なので、つい対戦相手の方を応援してしまったりして。
その対戦相手は生真面目な雰囲気で、最初おどおどと逃げ回っているように見えて、おいこらー!と思ったんだけど、そのうちガンガン向かっていくようになって目つきも鋭くなって、最終的にはKOで勝ってしまった。よし!!

ラウンドガール見たのも初めて! ◆それにしても、初の格闘技。珍しいことがいっぱい。
・空気が異様に湿布くさい。
・リングアナの独特のイントネーションは笑わずにはいられない。
・女性客はほそーーーい美人だらけ、そんでもってちょっぴりケバい。なんかそんな気はしていたけど予想以上だった。
・試合前に、ご贔屓から「激励賞」という名のご祝儀が渡される(リングアナがスポンサーの名前を読み上げる)。最初、相撲の懸賞金みたく勝った方がもらえるのかと思ったら、もらえる選手は最初から指名されていた。
・ラウンドの合間、各選手のセコンドの動きが面白かった。椅子にどっかと座り込む選手に水を飲ませ、頭にかけ、血をぬぐい、身体中をもみほぐし、何やら塗りつけ、指示を出し…スピード勝負なのね。
・最終試合の後に表彰式やインタビューなどはないらしく、終わるや否や観客は速攻席を立つ。※試合後にイベントがある場合もあり

写真は背中ばかりですが許してね。 ◆18時すぎ、選手入場式。
日本人とタイ人の選手5名ずつがリングに上がり、藤原会長という人がご挨拶。
「WBCでは日本が韓国に圧勝しました。」とかなんとか言っていました。

ふと気づくと、ホールはもう満席。なんでもこの日は満員御礼だったそうです。
真っ暗な場内、リング中央に立ったアナウンサーにスポットライトが当たって、「赤コーナー、なんとか選手の入場です!」とか叫ぶと、そうそう、こんなのTVで見たことある!という感じ。

山本元気vsカノンスック・フェアテックス 試合はどんどん進んでいって、ようやくメインの日本vsタイが始まります。
今まではリングのすぐそばから入場していた選手も、2階席後方からスポットライトを浴びて登場し、入場曲の流れる中、客席の間を通ってリングへ!
…関係ないけど、入場曲って選手が自分の好きな曲を選ぶんだよね?
まぁ、普通はノリのいいやる気の出るような曲を選ぶんだろうけど、自分の趣味に走っちゃう人とかいないのかなあ。あまりにもさぶい選曲で客席を凍りつかせる人とか。自らの歌声を響かせたい人とか。トレーナーが止めるのかなあ?他の選手と好きな歌がかぶったらどうするのか、同じ歌を違う選手がまたかけるのはアリなのか。興味は尽きません(どうでもいい)。


カノンスック選手によるワイクー ◆初めて見たよ、ムエタイ選手による本物のワイクー!(試合前の踊り)

人によってやり方は違うらしいけど、多かったのはこんな感じ…。
リングを囲む四隅の柱に額をつけて祈る。→リング中央でひざまずき、額をつけてよく祈る。→四方に向かって、ひざを上げて回したり、両手をかかげてくるくる回したりして踊る。
「教師に礼を示し、自己の競争心を高める」ために行われるものなんだそうです。
踊りというよりストレッチっぽいけれど、こういう儀式を尊重するのはいいな、と思う。
両手をくるくる回しながら、たんた・たんた・たんとステップを踏むのがかわいい。

試合開始! 第五試合、日本vsタイ・5対5マッチ先鋒戦。
本日の個人的メイン、山本元気選手!
全日本フェザー級1位(前チャンピオン)なんですよ。
この人を応援しに来たの~(>▽<
前にお会いしたことがあるんだけど、礼儀正しい好青年なの!この日も、廊下で見かけた時、向こうから声をかけてくれたんだ。試合直前なのにこの気配り、マヨ感激。

ゴングが鳴って試合開始!
初っ端から動くなあ、速くて目が全然追いつかない。パンチやキックが肉に当たるバチンッという音が響くたび、「うぉっ」「おー」と歓声が上がる。

うわっ今キックもらった?でも平気そう、いけるいける、元気選手頑張れ~
あっと、いったん分かれて組みなおす?のかな?元気選手がリングの中央に歩いてくわ。頑張…


ぼてん


…あらやだ

リングドクターが駆け寄って診察しているところ。 相手の選手が倒れたわよ。なんじゃ?
と思ったら倒れたままでカウント10、1R2分44秒であっけなく勝っちゃいました。

なんでも、左フックからのボディーブローが決まってた…らしいです。見てないけど。
くらってから二、三拍置いてドーンと倒れたので、何事かと思いましたよ。

しかし…
メインが3分弱で終わっちゃった~。
嬉しいけどなんか寂しいんですけどーー!

おめでとうございます


大事に扱います ◆…せっかくKOで勝ったのに、贅沢言っちゃいけませんよね。
強くてかっこいい勝ち方だった。勝った瞬間、うおーー!!と叫んでしまいましたよ。
(参考記事:Yahoo Sports Naviの試合詳細
おかげで、あとは気楽に見れるわ。

そうそう、頭にかぶっているのは「モンコン」というらしい。
ワイクーの後、トレーナーが(大事な頭に触るので、これも祈りを捧げてから)取り外し、コーナーポストに引っ掛けたり、他の人が大事そうに持ち去ったり。

やっぱりストレッチだった 第六試合、内容は正直グダグダだったような。
5Rが長くて飽きた。
でも、このタイ人選手の踊りは面白かったです。

パンツも蓑っぽかった ◆第七試合・副将戦のサトルヴァシコバ選手(※日本人です)、なんか子なきじじいみたいな(ファーだと思うんですけど)ガウンで登場したので、ああこの人も勘違い系なのかなあとうんざりしていたら(最近、選手なのかタレント志望なのか分からないような人多いんだもん)、なんのなんの。
一歩も引かずに果敢に突っ込んでいき、ミドル蹴られたらきっちりローを蹴り返し、バックブローも決まり、見ごたえのある試合でしたよ。
子なきじじい?とかマタギ?とか思ってごめんなさい(反省)
(参考記事:Yahoo Sports Naviの試合詳細

◆第九試合・大将戦…
入場の時、ワンロップ・ウィラサクレック選手団の先頭に立ったトレーナーが異様にノリノリで、前に進まずにその場で踊りまくるため、通路上で大渋滞を起こしていた。お前の試合かよ!( ̄▽ ̄;
面白いけどなんかムカつくおっさんだなあ(選手関係ない)、と思いながら試合開始。
そしたら…

強いんですよ。めちゃめちゃ強いの、ワンロップ選手!!
攻撃が速いわ重いわ、素人目にも分かるんです。
あんなのまともにくらったら死ぬ。超死ぬ!(><。
怖えええぇぇと怯えていたら、3RでTKO勝ちしてしまいました。「恐怖の切り裂き魔」って言うんですってよ。あれは無理よ、勝てないよ~。
さすがタイ人、強いんですね。驚きました…
(参考記事:Yahoo Sports Naviの試合詳細

◆対抗戦は結局、2勝・2敗・1分け。
副将&大将が負けてしまって残念だったけど、初の格闘技観戦はカルチャーショックの連続、面白かったです!
また行きたい、今回は圧倒されるばかりだったから、次は大きな声で応援してみたいな~。

◆関連記事:6/11全日本キックボクシング「Triumph」(後楽園ホール)も観てきました。
この記事から5つほど、この興行の感想です。

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2005/09/04

さらば、東京ジオサイト(2)

◆この記事は「さらば、東京ジオサイト(1)」の続きです。
初めてご覧になる方は、ぜひ(1)からどうぞ。

トーク風景、そして観客はヘルメット ◆アリスに扮したナレーター・おぐりゆか氏とマッドハッターに扮した(似合いすぎ)唐沢俊一氏がステージに登場し、トーク形式の講演が始まりました。

地下は、死と密接な関係を持っている(土葬の習慣、世界各地の伝説で死後の世界が地下にあるとされている)と同時に、植物を育て、生命を育む場でもある。
そこには独特のエネルギーがあり、私達を魅了するのだ。
というようなお話から始まって、

At the Earth's Core ステージ脇のスクリーンに映し出された'76年制作のB級SF映画「地底王国」を見ながら、昔の人々が想像していた地下の世界(先にドリルがくっついた乗り物やら地球空洞説やら)にツッコミを入れたり。

ライトアップされた壁 ◆トークが終わると、真っ暗になったステージの上に大きな蓄音機が持ち込まれました。
蓄音機でレコードを聞くのって初めてです。
細いスポットライトが照らす中、聞こえてきたのは…
プッチーニの「星は光りぬ」。
地下で星だなんて、ちょっと面白い選曲。
わたしの一番好きなテノールのアリアです。ロマンチック~♪
1曲だけなのが残念、あと2、3曲ぐらい聴いてみたかったわ。

不思議な演奏風景 ◆その後は、音楽プロデューサーPIRAMI氏や他のゲストによるパフォーマンスが続きます。
太鼓やシンセサイザー、チェロといった普通の楽器以外に、銅鑼やスチール板を打ち鳴らしたり、ウインドベルや鎖、かめに入れた水をすくい上げてその音を響かせたり、前衛的でした。

ゲストのお一人、チェロの徳澤青弦氏は数多くのアーティストと共演されている方で、ラーメンズの公演の音楽監督も務めているんですよね。
「鯨」の公演DVDには無伴奏チェロ組曲の演奏風景まで入っているくらいなのに、演奏中はそのことを全然思い出さず、最後に名前を紹介されてようやく気付きました。
だってDVDで見た時はムサ(ゴフ、ゴフゴフ)のに、こざっぱりした好青年風だったから… ←失礼だよ

笙&合唱団の演奏 少年合唱団と笙の不思議なコラボ。

今回の演奏会、面白い試みだとは思ったものの、わたしには前衛すぎて正直ちょっと眠かったです…

らせん階段 ◆この後は日比谷までトンネルウォークができるとのことでしたが、いきなり入ると混雑していそうだったので、先に麻布共同溝内の展示をチェックしてくることに。

ここには東京ジオサイトのファンブログ紹介コーナーがあるんです。
壁にプリントアウトが貼ってありますね…

麻布共同溝内

嬉しがりですいません …あった、ありましたよ当Umbrae Diary。
証拠写真撮りました。うふふ嬉しいvv
周りを見渡すと、硬質なデザインのblogが多かったなあ。
うちとかayaちゃんとこはトップが能天気なイラストだから、正直浮いてた。
大きな写真を載せているところはやっぱり迫力が違いますね~。

…では、トンネルウォークに行くとしますか。

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2005/08/30

踊る阿呆に、観る阿呆

◆もう9月、夏もそろそろ終わりですね。
行く夏を惜しみつつ(嘘。暑いのはもうイヤ、秋カモン!)、ラストスパートでお祭りに遊びに行くのです。

決まってるお姉さん ◆先週末は、浅草のサンバカーニバル!
初めて行ったんだけど、すっごい人・人・人の波!
歩道は狭いし、こんなんじゃ絶対何も見えない。と思ったけれど、前の方の人が帰ったところに手招きして入れてくれたお兄さん達がいて、結構良いポジションで観れたんですよ。ラッキー!

大学で社交ダンスをやっていた時、サンバやらルンバやらのラテン系は大の苦手でしたが、見るのはだーい好きでした。
だってかっこいいんだものv
あのリズムを聞くだけで身体がムズムズします。(踊れないけどね)

笑顔がステキ

妖鳥シレーヌみたい、一番好きだったコスチューム

牛さんたち ◆パレードは、参加チームごとにテーマがあるんですね。
#「コーヒー」だとか「エコロジー」みたいな
いろいろなキャラクターに扮したダンサーたちがいて、フロートがあって、リズム隊がいて、歌手がいるんだ。
曲までチームごとにオリジナルだって知ってびっくり。なんて大掛かりなんだろう!

このチームのテーマは「カレー」。
牛に扮したお姉さんたちはみんなノリノリで、とてもキュート!

野菜さんたち

スプーンと、あと何だ?

ダンスはとても素敵で楽しかった、
でも、ダンサーと観客がかっちり分かれるタイプのお祭りは、ちょっと寂しい…
やっぱりみんなで一緒に踊りたいじゃない?

出店がいっぱい ◆というわけで、今日は、これも毎年恒例・錦糸町の河内音頭に踊りに行ってきました。
ここ数年、普通の路上で開催されていたんだけど、今年はそれ以前に行われていた高架下に戻ったんですよね。
おかげで、踊っている最中にかなり強い雨が降ったらしいのに、全っ然気付きませんでした。
しかも風があって意外と涼しくて、快適だったなあ。

明日も17時30分から始まります。
出店もいっぱい出て楽しいので、ぜひ皆さん、身軽な格好で踊りに来てくださいね。
エンヤコラセー、エ、ドッコイセ♪

聴く人、飲み食いする人、踊る人でいっぱい ◆追記:2日目も行ってきました。

1日目にも増して凄い人出。
高架下は独特の雰囲気があって(薄暗いのが逆に良くて)好きなんですが、これだけ人が集まるようになると、踊るスペースがなくてちょっときついかなぁ。
もう少し広い、いい場所があればいいんだけど…

踊り疲れたら出店のラムネを飲んで、しばし休んだらまた参戦。
汗びっしょり!夏はやっぱりこれでしょー♪

ステージ
歌い手さんたち、今年も熱いステージをありがとう。
また来年錦糸町に来てください!

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2005/08/27

さらば、東京ジオサイト(1)

◆貴方は地底が好きですか?

…もちろんお好きですよね。わたしも大好きです。

というわけで、先日わたくし「東京ジオサイトプロジェクト4・地底物語最終章~刻まれた軌跡の全貌~」のプレイベント「地底音楽堂計画」に参加してきました!
写真など撮ってまいりましたので、少々レポートさせていただきたいと思います。

◆場所は港区・虎ノ門。地下鉄の7番出口を出て道路を渡ると、すぐそこが現場です。
思えば、ここには去年の12月(東京ジオサイトプロジェクト3・地底現場応援団)にも来たのでした。(参考文献:「探検、東京ジオサイト」)

なつかしの虎ノ門交差点 受付はこちら

あれから9ヶ月、か…(遠い目

現場はいったいどうなっているのでしょう。楽しみですね…!

手から焔ぐらい出せそうな軍手 ◆待ち合わせしていた同好の士・aya嬢と合流。
受付ではロゴ入りのオリジナル軍手(かっこいー!)、両手が空けられるようにとリュック型の袋をいただきました。実はここ来る前に豆大福とか買っちゃって荷物が増えて困ってました、ありがとうございます!
紙製の羽二重、ヘルメットをかぶせてあごひもの調節までしていただき(かたじけない)、いよいよ地底へ潜入です…

見学者による、応援メッセージの寄せ書き ◆まずは、階段で地下10m地点の「路下ヤード」に降ります。

前回はこの時点で大興奮していたわたくしたちでしたが、2回目ともなればいちいちはしゃいだりしませんよフフン。

余裕しゃくしゃく、冷静な態度でのぞmキャー!去年来た時に応援メッセージ書き込んだボードが残ってる!
ちゃんと飾ってあったんだうれし~!
これこれ、わたしの書いたメッセージ♪

外はいい天気 見て見て、地上の光があんなにまぶしいよ!
ほこりが光ってきれいだね~。

…嘘ついてた、ごめん。
やっぱり前回と同じように興奮してた。
だってこれから地底に入れるんだもの、わくわくしないわけないじゃないですか。

◆ちなみにこの「東京ジオサイトプロジェクト」シリーズ、内容は「麻布・日比谷共同溝工事」の現場の見学会でして、今回が4回目であり、最終回なのです。
東京の地下を走る約1.5kmの巨大トンネル・共同溝もいよいよ全ルート掘り終わり、今後は電気や水道などのライフラインが収められて文字通り縁の下の力持ち的存在になるため、一般市民の入ることができる最後の機会となりました。

エレベーター待ち 地下へ降りるためのエレベーター(10人乗り)は一基しかないので、乗るまでに少々並びました。
時間が押していたので、「スニーカーを履いた男性に限り、階段で降りることもできます」とのアナウンスがあって、うらやましかったです。(せっかくだから階段で降りてみたいと思いません?)

参加者の休憩用に(続く二日間、「トンネルウォーク」というイベントが開催されていました)テーブルと椅子が用意してありましたが、当日朝までの台風の影響で水浸し。
天井からも始終水が垂れてきて、スタッフの方たちは大変そうでしたね。

写真展のパネル 待ち時間に辺りを探検。
これは「市民が見たジオサイト展」コーナー。
ジオサイトを見学した人たちの撮った写真をパネルにして展示してありました。
ここって写真好きの人にはたまらないロケーションなんでしょうね。どこ撮っても絵になるだろうし、カメラマン心をくすぐるだろうなと。
そういえば、同行したayaちゃんもさりげなく一眼レフ持っててびっくり。凄いよその気合!

客席を、上から ◆エレベーターで最深部まで移動。
毎回、動き出すときの「ガクン」が怖くてたまらない。

今回の「地下音楽堂」の会場は、虎ノ門立坑の底の部分、地下40m。
テントを張ったステージ、そして客席が設けられています。
このイベントはジオサイトのwebから応募して抽選にて招待という形だったんですが、なんでもかなりの倍率だったんですって。
場内、満員御礼。

三段かまち そうそう、この日は朝まで台風の影響が残っていたんですよね。
前日の段階では開催できる確率は5割などと言われていたそうですが、我々の日頃の行いが良いおかげで早いうちに雨も上がり、昼には晴天になったのです。
よかったよかった。

席に座り、イベント開始までしばし休憩…
10mほど上のバルコニー状になった三段かまちには、関係者席と立ち見席がありました。
壁がライトアップされていてきれいですね。

ムービーの流れるスクリーン ステージ左には大きなスクリーン。
途中に一度だけ流れた、ジオサイトのこれまでの歩みを紹介したムービー(かっこいー)が面白かった。
かなり凝ったつくりのようでしたが、あれは何なのかな??またどこかで見れるのかしら。

上から、しずくがぽたぽたと降ってくる。
台風で雨が降ったせいね、と解釈していましたがそうではなく、空気中の水蒸気が冷えて水滴になったものだそうです。確かにこの湿度、そしてこの大人数(200人以上?)の熱気…
ayaちゃん持参の温度&湿度計によると、路下ヤードでは「38℃/60%」だったのが、ここでは「28.5℃/73%」。
さぞかし暑いだろうと覚悟していたのに、意外に涼しい。
けど、ジトジトジメジメです。

井戸っぽいふた 立坑の上はふたで覆ってあります。
ところどころ隙間があって光が漏れてくる。
まるで深くて大きな井戸の底にいるよう。
貞子になった気分…( ̄▽ ̄

貸してもらったヘルメットとかっぱも着て、準備万端。椅子に座った観客のほとんどが同じ格好で、ちょっぴり異様な光景です。

そろそろイベント開始でしょうか?

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2005/07/01

はじめての滝行 -弐-

◆この記事は「はじめての滝行 -壱-」の続きです。
初めてご覧になる方は、↑からお読みくださいませ。

滝を見上げる ◆ごつごつした岩を下り、滝壷へと降りていきます。
滝の間近に立てば、身体中に降りかかる水しぶき。
ゴウゴウという音。そして風!

靴を履いたまま水に入るって、変な気持ち…
滑りにくいゴム底なのに、足元が苔でつるつるして怖い。
こんなところで転んだら怪我しちゃうよ。
先生に教えていただいた通り、水底を竹杖でぐさっと刺し、一歩一歩確かめながら進みます。
水は冷たいけど、なんとか我慢できる温度…かな?

見上げると、大きな水の粒がきらきら光りながら、後から後から落ちてきます。
水と一緒に空気も塊で落ちてくるのね。
風が強くて圧倒されちゃう。

先生かっこいーーー! 圧倒。

まさに、そうなのだ。

巨大な質量。
得体の知れない大きな存在に、圧迫される。
頭の上から、大きな手でぐいぐい押さえつけられるような感じ。
自然って凄え。ハンパ無え。←ヤンキー?

◆先生が滝の様子を確認してくれた後、ベテランの方から順にまずは水行。
肩まで水に浸かって、集中します。
そして、滝の真下へ…!!

入る時、水の勢いに押されてよろめくのを見て、ウゲッと思いました。
体制を立て直してマントラを唱え、時折エイ!エイ!と気合を入れながら、滝に打たれます。


オン・ソ・ラ・ソバ・ティ・エイ・ソワ・カ

無心で滝に打たれます

厳粛な一瞬。


と言いつつわたしは写真を撮っているのでしたが。(許可されているので大丈夫です!)
ふと、がやがやいう音が聞こえて岩のほうを振り向いたら、



カメラ構えたハイカー大集合

面白そうだぞ~


帽子にリュックのぢいさんばあさんが一斉にフラッシュ炊いているじゃないですか。
何をのんきな…! #そりゃハイキング中ですから
なんか悔しいからこっちからも撮ってやりましたよ!
…一瞬、たまにtvで見かける、カメラ構えた報道陣の姿を撮り返す人の気持ちが分かりました。

◆いよいよわたしの番ですね。が、がんばりまぁす…(弱気

季節は6月中旬。涼しい、っていうか寒いけれど、凍えるとまでは感じません。
胸に手を当ててひざまずき、肩まで水に浸かったら、じーんと冷たいものの決して不快ではなく。
ドウドウと流れ落ちる滝の音、気合の声、先生が唱えてくれる般若心経…
おお、なんという非日常的空間。

さあ、と促されて立ち、さっきよりももっと注意深くそろそろと、というか恐る恐る、滝の下へ。
よろしくお願いします!…

ドッドドドドウドドドウドドドウ
ぅおおぉおおおぅおおぅおぉぅ

…って、痛い痛い痛い痛い痛いってばーーーーっ!!!!
水!水!
なんでこんなに痛いの水のくせに!!

アタタタタタタタタタタ

とか

オラオラオラオラオラ

とか

やられる人の気持ちが今、分かる………

空中に小さなケンシロウやジョジョがいっぱい浮かんで、寄ってたかってわたしの頭やら、肩やら、腕やら袋叩きにするのです。
ひどい…
こんなに殴られるなんて、生まれて初めてよ(涙

◆先ほど教えていただいたマントラなんて、とうに頭から吹っ飛んでいました。
内容は何でもいいからとにかく声を出しつづけなさい、と教わったことだけは覚えていたものの、「エイ!」と気合を入れるぐらいしかできません。
下を向くと水で息ができなくなるし、ムチ打ちになる可能性があるそうなので、一生懸命首をもたげて前を向くように努力します。
目を開こうとしても、視界はほぼホワイトアウト状態。

痛い。
水の勢いに負けそう。
そして、怖い。

頭の上に大きなものが乗っかっていると思うだけでも十分怖いのに、視界まで奪われて、心底心細かったです。
この滝は落石の危険はまず無いそうだけれど、万が一、石が落ちてくるようなことがあったら?
水でさえこんなに痛いのに、石だったらパツイチあの世へご招待ですよコレ。

昔からこういう滝で修行していた人たちは…
自分の命を危険にさらしてでもこの道を極めたかったんだろうな…
何が彼らをそこまで駆り立てたのかしら…

なんて滝に打たれてる最中に考える余裕があったかどうか定かではありませんが(よく覚えてない)、とにかくそんなことを思いました。

ぬれねずみです ◆先生曰く、滝に対抗する気持ちで打たれる人もいれば、流れに逆らわずに自然体で打たれているうちに瞑想状態に陥る人もいるとのことでしたが、
どっちもムリ。σ( ̄▽ ̄;
徹頭徹尾、それどこじゃなかった。

それでも、3分くらい(はあったと思う…んだけど…)頑張って、フラフラと滝から出てきた後は、妙にスッキリした気持ちに。
そして、先生にお願いして、初心者3人とももう一回ずつ滝行をさせていただきました。

滝から上がってのどかな岸辺に戻ると、陽が当たってほかほかとあたたかいこと…
冷たい水に浸かっていた身体も、さんざ打ちのめされたせいで血行が良くなっているのかすぐに温まり、なんとも爽やかなのです。

◆駐車場に戻り、あらかじめビニールシートを敷いてあった(手際が良い)車に乗り込んで、もう一つの滝へと移動。
先生とベテランの方々はまた滝行をされるとのことでしたが、わたくしたちは手前の休憩所?へ直行して、お風呂へ。今度は温水にのんび~~り浸かって、極楽気分を味わいました…

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2005/06/21

はじめての滝行 -壱-

◆暑くなってまいりました。もうすぐ夏ですよ皆さん!

「夏」といえば、何を思い浮かべますか?
青い海と水着のギャル… 爽やかな高原でバーベキュー… それともビアガーデン?

なるほどなるほど。楽しそうですね。

しかーし。 残念ですがどれも時代遅れです。
今年の夏のトレンドは…


滝行(たきぎょう)



これでキマリだね☆

◆嘘です。

いや、普通は「夏だ!」→「あぁ、滝に打たれてみたい!!」って思わないですよね。
なのに、思っちゃうアホタrもといナイスギャルがわたしのお友達にいたんです。

その人、はーちんさん(仮名)が日記に「滝行をしたい」と書いていたので、「ぜひわたしもやってみたいです」と言ってみたところ、送られてきたメールではすでに決行の日程が決まってるじゃありませんか。
なんでも他にもアホtもとい希望者がいたんだそうで、
2、3回メールのやり取りをしているうちに場所も決まり、
さくっと指導の先生への電話予約までしてもらい、
気付けば当日朝8時、神奈川県は辻堂駅に立っていたわたくし…

何この見事な段取り?

◆ナイスギャル☆はーちんさん(仮名)& ヒョロリ~ン とした大学生☆ナカオ君(仮名)と無事落ち合い、もう一人の参加者(すでに各地のお寺等で修行をしている(?!)という若い女性)とともに、出迎えてくれた(なんか挙動不審な)おじさんのバンに乗り込み、まずは事務所へ向かいます。

10分後、事務所到着。

事務所… って…

この、洗濯物やら何やら床に散乱して足の踏み場もないコキタn(ゴフ、ゴフゴフッ)狭い民家が事務所なんですか?!
そして、洗濯物を引っ掻き回してわたわたしているおじさんが主宰の先生なんですか?!!


…そりゃ、打ち合わせの段階で「あまり宗教っぽくないところがいいね」と話してはいたけれど…
滝行って、何かこう…
もっとストイックで、神秘的な………


えーーーーー(´д`)


◆先生がなんとか引っ張り出してくれた白いTシャツ(最初渡されたのはジットリ湿っていたので、そーっとお返しして新品と替えてもらいました)と胴着に着替え、お借りしたデッキシューズを持って、バンに乗り込みます。
もう何度も滝行をされているという、これまた若い女性たち2名も同乗。
総勢6名(&先生)の白い胴着集団で滝まで行くことになったのですが、道中わたしの頭をぐるぐるしていたのは、


神様、お願いですから今だけは
事故ったりしませんように(-人-;;;



こんな格好で事故ったりしたら、オヤーズに会わせる顔がない、そう思いました。
#一身上の都合により、行く先は言ってこなかったんです
だってヤバイじゃん。これじゃ一昔前の、何だっけ、デンパな白装束集団いたじゃん、あれみたいじゃん!!

車内の前の方では「不動明王がどうの」「役小角がこうの」「××の真言が云々」と高尚(?)なお話が交わされています。むつかしすぎて聞いてもわかんない。
#役小角くらいならなんとか分かるけど… 自称オカルト好きのくせにダメダメだな
#もう一度メガテン1からやり直すか?
はーちんさん(仮名)&ナカオ君(仮名)はともにラーメンズ好きだそうで、ぽつぽつとそんな話をしながら、車はどんどん進んでいきます。

滝の入り口◆小田原市、仇討ちで有名な曽我兄弟ゆかりの曽我梅林を抜け、金太郎で有名な南足柄市へ。
その辺に立っている看板は何でもかんでも金太郎のイラストつきだけど、どれもちっとも可愛くないのはなぜかしら。

気づくと周囲は山ばかり。
田植えの終わった棚田が鏡みたいにキラキラして、綺麗です…

「イノシシの皮が干してあるよ」と言われて見てみると、民家の物干し竿に5頭分くらい、毛皮が干してありました。目やら口やらの形もはっきり分かる!
「ほんとだイノシシだー!」思わずハモるはーちんさん(仮名)とわたし。
ももんじやの店先に吊るしてあるのは見たことあるはずだけど、皮だけって初めて!
なんかもののけ姫を思い出すなあ。

のどかに遊ぶ子どもの脇を、怪しい集団が! 1時間ほど走り、バンはようやく、目的地「夕日の滝」へ。
地図で見ると、箱根のちょっと北。
ずいぶん遠くまで来たわ。

川沿いには、キャンプを張る親子連れ。
…も、もしかして、滝には観光客とか来てるのかな。
見られちゃうのかな。や、やだな…(--;

草を踏み分けて… バンを降り、竹杖を持っていざ滝へ。
キャンプに来てるガキンチョに「ねーねー何しに行くのー?」とか聞かれちゃってますよトホホ。

滝の脇にある「夕日堂」というお堂で手を合わせ、これからお世話になりますとご挨拶をします。
お線香を炊き、先生が般若心経を唱えてくれました。

ご対面。これが夕日の滝です!
落差は約23m。
皆様ご存知でした? 金太郎はここで産湯を使ったんですってよ。

美しい滝です


滝に向かい合って、気合を入れる練習。大きな声を出すというより、お腹から声を出そうとすることが大切なんだって。
滝壺で肩まで水に浸かり、水行をすること、
滝に入る前後には「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と言うこと、
「エイ」と気合を入れてから滝の下に入り、しっかり杖を握り締めて立つこと、
うつむくと息ができないので、なるべく顔を上げ、「エイ」と気合を入れるか、できれば真言を唱えるか、とにかく声を出し続けること…
滝行のお作法を習ったら、いよいよ、滝壺に降りていきます。(「はじめての滝行 -弐-」につづく)

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2005/04/26

九龍に酔う夜

この程度なら大丈夫だと思うんですが、問題があれば削除いたします ◆永遠の憧れ、九龍城砦のスライド上映会というイベントに行ってきました。

会場となった「ドーモ・アラベスカ」は非常にユニークな(その筋では有名らしい)一軒家。
個人宅なんだけど、イベントの時のみ、所有者のご厚意でお借りしているんだそう。
だんだんのついた天井や、丸みを帯びた壁。ベージュピンクの温かみのある色合い。
奥の一角に設けられた吹き抜けはてっぺんに天窓がついていて、開放感にあふれたそれは素敵な家なのだ。

大図解九龍城 ◆今回お話を聞かせてくれた鈴木隆行さん(建築家)は、
九龍城砦への興味が募ってとうとう探検隊まで結成し、取り壊される前の九龍城砦に乗り込み、解体業者に掛け合って内部を調査させてもらい、本にまとめたというバイタリティ抜群な方。
当時の貴重な写真を、実際に足を踏み入れた人ならではのさまざまなエピソードとともに見せていただきました。
九龍城砦 宮本隆司さんの本(→)だとか、現存している九龍城砦の写真は芸術的なモノクロが多いので、生々しいカラーの写真って貴重なのよね(いや宮本さんの写真も大好きですよ!)。
お話を聞いていると、想像の中で自分もそこに行ったみたいな気がしてくるけど…
やっぱり一度、外側からだけでも見てみたかったなぁ。
取り壊される前に。

九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 -City of Darkness- ◆イベント自体は、お料理やお酒でくつろぎながら適当におしゃべりするような、ゆるーい感じで。
いつの間にか季節外れのクリスマスソングやら、変な中国の音楽がかかってるし、なんか足が重いなーと思うと猫のってるし。
わたしも、青菜の炒め物にハマったり愉快なお兄さんと酒を酌み交わしたりして、ゆったりのんびり。
非常に楽しい一夜でした。
↑ …って、この本の日本語訳出てるって知らなかったー!!嬉しいでっす。

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2004/12/29

探検、東京ジオサイト(3)

◆東京ジオサイトプロジェクト3「地底現場応援団」見学レポートの第三回です。
初めての方は、ぜひ、「探検、東京ジオサイト(1)」よりご覧くださいませ。
公式サイトには、今回のイベントの来場者アンケート結果(絶賛されてる、凄いなぁ)や、フォトギャラリー(毎回のことだけど、写真がとても素敵なの)が上がっていますので、未チェックの方はそちらもぜひ。

麻布共同溝の中 ◆歩いてきた道をまたてくてくと、立抗まで戻ったら、階段を10mほど登って「三段かまち」へ。
#と書いてみたけど「かまち」という言葉の意味が分からない… 聞いてくればよかった

そこから、すでに一部使用されている、麻布共同溝に入ります。
先ほどの日比谷共同溝よりも小さいけれど、役割は同じ。
実際に進めるのは20mほどで、パネルや工具などが展示されていました。

文鎮にいかがですか? ◆と、まるで遺跡の出土品のようなものが!
これは何ですか?恐竜の歯の化石かなぁははは。
(と片手で持ち上げようとして)

おっ、重っ…!(==;

シールドマシンの先端についているカッターでした。
これで土とか岩とか削るんですもの、そりゃ重いや。
マシンには、これが200個ほど取り付けられているそう。
形が違うのは、掘削場所の地質の違いによって使い分けるため。
平べったい方が土用で、恐竜の歯は石の多い場所用。
途中で取り替えるのは手間と時間がかかるので、あらかじめ地質調査を行い、その土地に最適なカッターを取り付けてから作業に入るんですって。
ちなみに、ラベルには「麻布共同溝貫通記念」と書かれていましたよ。記念品なんだ、これ…

ふ、ふなむし?!
◆この日判明した事実。
そうだったんだ…! ちょっとショック………

昔、海辺の町に住んでたことあるんですが、嫌いだったんですよね。フナムシ…

ナイストンネル!(再び

この幾何学的な形、シンプルで美しいなぁ。
もっともっと奥まで歩いていきたかった…

うちゅーせんだー
◆麻布共同溝から立坑への出口。
四角く切り取られたドアが、なんか宇宙船みたいでウキウキしました。
#発想が単純
泣かせるものだったり、ギャグだったり…
◆三段かまちの通路の壁に貼られていた、作業をしている人たちからの熱いメッセージの数々。
働くぱぱだ~
ちょっと胸がじーんとします。
どこかの企業のCMじゃありませんが、地図に残る仕事っていうのも、いいものだね。

ここからエレベーターに乗り、地下10mの路下ヤードへ戻ります。

ふるいます! ◆同行者・ayaちゃんがおまけのミニ見学ツアーを見つけてくれたので、そちらにも参加できました。
今までは各自自由に回ってたんだけど、ここだけ小グループになって、泥水と土の分離施設を見に行きます。
シールドマシンで掘削する時に使用する泥水の粘度を調節するところ。

写真の巨大なマシンが一次分離機。
しかし、原理的には「巨大なふるい」というのが単純でおかしかった。

稼動させると大変な騒音が出るそうで、この一角だけ厚い防音壁で囲まれていました。
この日はもちろんお休みでしたが、熱も非常に出るらしく、夏は大変だったそう。この日も、冬なのに冷却用の風がゴウゴウ吹いていて寒かった…

運ばれたいかも。

分離された土を地上に運ぶための、長いベルトコンベアーです。

飲み物は出ないけど、カフェスタイルのヤード ◆路下ヤードにてアンケートを書き、ちょっとだけ中央管制室などを覗いて、見学終了。
大きなホワイトボードに、お礼と応援のメッセージを書き入れて…

◆しかし、この「東京ジオサイト」、土木工事にしてはイベントが派手で、非常にアピールのうまいプロジェクトだと思います。
他の方々の感想を読んでいると、いろいろ裏の事情もありそうだなぁと思ったりもするけど…
それでも、こうやって現場の人たちの頑張りを見ると、素直に感動してしまいます。
とにかく面白くて有意義なイベントでした。行ってよかったー♪

地底現場応援ボード そうそう。
トンネルが完成したら、普通はこういう場所もすべて埋め戻すのですが、この路下ヤードは埋めずにそのまま利用され、地下広場になるんだそうです。

あと何年かしてすべて出来上がった時、広場を通りかかったら、どんな気がするだろう。それが楽しみ。
少なくとも、同行者がいたら「ここに見学に来たんだよ~!」と自慢するでしょうね。

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2004/12/21

探検、東京ジオサイト(2)

◆東京ジオサイトプロジェクト3「地底現場応援団」見学レポートの第二回です。
初めての方は、ぜひ、「探検、東京ジオサイト(1)」よりご覧くださいませ。

さあ!
では、いよいよ、今回のメインである日比谷共同溝のシールドトンネルに入ります。

シールドトンネルに入る

「R」って何でしょう このトンネルは、立坑から発進したシールドマシンが約8ヶ月かけて掘り進めたもの。
現在、立坑から約800mの距離までが出来ています。
その先端では、日夜シールドマシンが土を掘り続けているのだ…!(今日は動いてないけど)

◆右の写真は、出発点のあたりの壁に貼ってあったプレート。
この「R」って何のことだと思う?
正解は後ほど!

向こうに見えるのは… ◆トンネルが完成した暁には、ここに電気、ガス、上下水道、通信などの管やケーブルが収納されることになります。

天井にある太い緑の管は、通風管。
地上から空気を送っている、とても大事なものです。
わたしたちは見れなかったんだけど、いったん送風をやめて(通風管がぺしゃんこになり)、再開させる(向こうからどんどんふくらんでくる?)というミニイベントもあったのです。見たかったな~。

…そういえば、(1)のラストに書いた線路のことを忘れていましたね。
線路はこのトンネルに入り、ずっと先の方まで続いているようです。ってことは、電車?トロッコ?みたいなものがどこかにあるはず…

おや、前方右手に、台のようなものが…?

あった! あれだ!!

と思ったら…

ピ○チュウ?
ぴ○ちゅー!ぴ○ちゅー!!
#微妙にモザイクかけてみました

なんと、こんな地底深くに謎のピ○チュウ電車発見。しかも2号車とは。
ちゃんと「ピ○チュウ1号車」もありました(そっちは色つきのイラストでした)。

乗りたい~! ◆客車もあります。こっちにも、可愛いぽけもんのイラストつき。
車体の白・緑・青のカラーリングといい、なかなかファンシ~じゃありませんか。
おさるさんが運転してても違和感ありません。

実はこれ、バッテリー機関車。
時速8kmで走るんだそうです。
セグメントその他の運搬用ですが、地底学芸員のおじさんによると、見学者を乗せることもあるんだそう。

の…

乗ってみたかったよぅ!!(T^T
#この日は残念ながら運転してませんでした
ここの地上に財務省があるんですね
駅もあるのだ。ここは「財務省前」。
パネルの写真もきれいだったなぁ
ピカチュウ1号車・2号車を紹介したパネルです。

説明中です! ◆トンネル内の何箇所かに、写真と説明文を載せたパネルが設置してあり、そこには「地底学芸員」がいます。

地底学芸員というのは、普段ここでお仕事をしている皆さん。
実際にトンネルを作っている人たちが、自分たちのやっていることについて直接説明してくれるの。
このお話が、皆さんとても上手でびっくり!
見学者が多くて、慣れてるんだろうか?
細かいことや下らない質問にも、親切&丁寧に教えてくれて感激です。
説明中です!2 今回はこれが一番楽しかったな。何しろここで働いている人たちだから、何でも知ってるし、裏話的なことも教えてくれたりとか。
こんな機会、そうないよね!
リアル・プロジェクトXって感じ?
いや、普通のお話ばかりで、別に感動秘話を聞いたわけじゃないんですけどね。

出来上がったものを見て回るだけでは、どうやって作られたかまで思いを馳せることはなかなかないけれど、こうやって作っている人たちの顔を見、工程や苦労話について伺うと、無機質なトンネルが俄然生き生きと血の通ったものに見えてきます。
見学者も真剣です! 今日は3回の見学時間が決められており、わたしたちの応募したのは、10時~12時の回。
定員は各150名。
親子連れ、カップル、お友達同士…
いろんな人が来ていたなぁ。
わざわざ応募して来た人たちなので、当然聞くほうも真剣です。いろいろと質問したりとか…

みんな、地底が好きなのねぇ!(いや、それは違うかも)

◆ところどころに設置されている緑色の蛍光灯、これは「首都圏外郭放水路」の時に聞いたから分かりますよ。
停電したときの非常灯ですよね。緊急時には、この明りを目印に地上へ逃げるわけです!

ナイストンネル!

それにしても… なんて美しい眺めなんだろう…v

普通に使えます ◆そうそう、こんなものも設置されていました。坑内電話です。
別に非常時用というわけではなくて、普通に使うものだそう。当然外線オッケーよ。
やはりこの深さだと携帯電話は通じなくて、作業員の方たちはPHSを使っているんだそうです(坑内にアンテナ設置)。
おお、PHS仲間だ!(わたしはH゛愛用者)
それでは、正解です ◆てくてくと800mの距離を歩いてきましたが、そろそろ終点… 
壁にはこんなパネルがありました。

では、ここで、トンネル制作の手順について簡単におさらいしましょう。

(1)シールドマシンの前面に取り付けられたカッターが回転するのと同時に、後方のジャッキがマシンを押し出し、前進しながら掘っていきます。
(2)1m強掘ったら、今度はそこにセグメント(トンネルの壁になるもの。幅1.2mのパーツで、組み合わせて使用)を埋め込んで補強します。

セグメントが7つ組み合わさると、一つのリングができます。
トンネルの壁は、この幅1.2mのリングを一個、また一個と横に並べて作られたものなのです。

ということで、「R」はリング、出発点から数えて625個めのリングで、716.4mの距離です、という意味でした♪

トンネル最先端に到着

下にあるのが、セグメント ◆来ました。ついに、ここがトンネルの最先端、シールドマシンだ!
#と言っても、見えないんだけどね
奥にある階段を登ったところが、シールドマシンの真後ろに当たります。

上の写真の真ん中にあるレールのようなものは、小型のクレーン。
セグメントを持ち上げて設置地点に運ぶためのもので、実際に動かして見せてくれました。
ちなみに、これは小さい方のセグメントですが、重量は2tほどだそうですよ。

取り付けます! セグメントの組み立てはコンピュータで制御されていますが、最後にはやはり、人の目が必要になります。
(この見学の後で、実際の作業の様子を携帯で録ったムービーを見せていただいたんだけど)設置地点に運ばれた後、作業員の方がひとつひとつチェックして微調整してからはめ込むの。
その後、充填剤を注入し、わずかな隙間もできないように固めます。
地下40mの凄まじい土圧のかかる世界では、ほんの小さな穴でさえ命取りなんだね。
こんな風に一つ一つ、厳しいチェックの元に組み立てられていくのです。気が遠くなりそうだ…

これがシールドマシーンだ! ◆このロボっぽいものは、シールドマシーンの一部。この向こうはもう、土なんだけど、残念ながら見えません。
土の匂いまではしないものの、掘削に泥水を使用するせいか、湿度がトンネルの途中よりも高くなっています。
#同行者のayaちゃんは温度&湿度計を持ってきていて、チェックしていた。さすが地底マニア…!!

この段上に登っている時に、前述の「送風管をいったん止めて、再開」イベントがありました。
管のへこむ様子は見れなかったけれど、電車が近づいてくる時のような音とともに(地響きみたいでちょっと怖かった)、風がぶわーーーっと吹き付けるのを体験することはできました。

ジャッキの力強い腕 そして、これが、シールドマシーンを前方へと押し出すジャッキです。
本気を出せば、東京タワーが持ち上げられるほどのパワーがあるそう。うわー、持ち上げてみたいー!


◆このようにしてシールドマシンは土中を進んでいくわけですが、その途中で進路がずれてしまうことってないのかなぁ?と思いますよね。

当然、ありえるでしょう。
そういう場合を想定して、東京国道事務所の基準で「進路の誤差は80mm以内」と定められており、この現場では、「50mm」のずれが生じた時点でマシンを止め、確認作業を行うという取り決めになっているんだそうです。

しかし、現在のところ、この確認作業を行ったことはありません。
なぜかというと、

左右の誤差は 「12mm」 。
上下の誤差に至っては、なんと、 「2mm」 しかないからです。

これを聞いた時、感動しちゃいました(;ー;
だって凄いよね、あんな大きなもの動かして、ほんの数ミリしかずれないなんて!!
何百メートルとか何十トンとかいう大きな数字ばかりが並ぶ世界なのに、実は、緻密な計画、最先端の技術、熟練の技の元に成り立っているとても繊細なものなんですね…

◆さて、見学時間が残り少なくなってきました。トンネルを戻り、一部実際に使用されている麻布共同溝に行ってみることにします。

というわけで、今日はこの辺で。
最終回「地下30mの世界で、恐竜の歯発掘?」を、乞うご期待v

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2004/12/19

探検、東京ジオサイト(1)

ジオプロジェクト3のポスター ◆貴方は地底が好きですか?

…奇遇ですね。わたしも大好きです。
(参考文献:「潜入、巨大地下トンネル」)

というわけで、本日わたくし「東京ジオサイトプロジェクト3・地底現場応援団」に参加してきました!
写真など撮ってまいりましたので、少々レポートさせていただきたいと思います。

◆場所は港区・虎ノ門。地下鉄の7番出口を出て道路を渡ると、すぐそこが現場です。
入り口には立派な立て看板。
待ち合わせしていた同好の士・ayaちゃんと合流し、受付へ。
あの向こうに地下空間が…!  「2」の時はなかったらしい
すぱいだーめーん ヘルメット(使い捨ての紙製カバー内蔵。ヅラ用の羽二重みたい)を貸していただき、オリジナル軍手をいただきました。これ、前回はジオサイトのロゴ入りだったそうなのに、今回は入ってなくて残念。
荷物をクロークに預け、ヘルメットと軍手を装着したら、早速階段で地下へ…

◆あ、言い忘れてましたが、この「東京ジオサイトプロジェクト」。内容は「麻布・日比谷共同溝工事」の現場の見学会です。
潜入しますよ! 「共同溝」というのは、ライフライン(電気・ガス・電話・上下水道)をまとめて収容する地下施設のこと。現在東京都区内では、国道のおよそ7割が整備完了しているそうです。
麻布・日比谷共同溝の造成は平成元年に始まり、現在は三田~虎ノ門間が完成。この後桜田門へ、そこで真南に折れて日比谷まで掘り進み、そこでゴールとなります(完成予定・平成21年度)。
皆さん分かりましたか~?
#わたしは現場に行って説明聞くまで、何の工事か分かってなかった。地下見学ってだけで浮かれてたorz

早くあそこに行きたい! ◆さて、では、階段で地下10m地点の「路下ヤード」に降りましょう。
ここはまだほとんど地上と変わりませんが、下を覗き込むと、防御ネットの向こうに立坑がぽっかりと口を開けているのが見えます。
「…来たね!」「地下だね!!」
興奮するaya嬢とわたし(バカ二人)。

ちなみにこの人は相当な地下マニアで、先日などは高知の洞窟に潜入してきたアホタr(ゴフ、ゴフゴフ)ですので、ぜひ旅行記をご覧あれ。
トンネル~v さっそくエレベータに乗り込み、立坑の最深部・地下40mまで降ります。
ここの直径は約20m、係員のお兄さんいわく「象が5頭ぐらい入ります」とのこと。なぜ象で言う?(==
写真真ん中に開いている丸い穴が、最初の見学ポイント「日比谷共同溝シールドトンネル」。

絶叫マシン系苦手なわたし、実は隙間だらけの工事現場用エレベータは少々苦手。お兄さんに「降りる時、ちょっとガクッていいますよ」と言われて青くなりました。
#だって怖いじゃん!落ちそうでさあ!!(涙)

幻想的、かな?
◆とか言いつつ地下着いちゃったらこっちのもんですよ。

まずは、お約束の地上見上げ写真で、地底人気分満喫。意味もなくおセンチになってみたりします。
四角く切り取られたところが地上の光。

あぁ、なんか切ない。理由ないけど。

これは何かしら ◆おぉー地下だよ地下だよ、と当たり前のことをつぶやきながらあちこち撮りまくり、ふと足元を見ると、…線路?
ここが終点で、シールドトンネルの方に伸びているようです。気になりますねぇ。

では、いよいよトンネル(全長約800m)の中に入るとしましょう。
その先端では、シールドマシンがわたしを待ってるぜ!

◆…と、まだまだ探検は始まったばかりですが、眠いので、とりあえず今日はこの辺で。
次回「地下40mの世界に、ピカチュウ棲息?」を、乞うご期待v

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