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2004/08/09

潜入、巨大地下トンネル(2)

◆「首都圏外郭放水路」見学レポートの第二回です。
初めての方は、ぜひ、「潜入、巨大地下トンネル(1)」よりご覧くださいませ。

◆…ていうか、「放水路」とか「立坑」とか普通に書いてるけど、何も説明してませんでしたよね。
VTRで説明してもらったことを、簡単に書いてみます。
#リンク先でちゃんとお勉強してくれた貴方は、読み飛ばしてください
◇埼玉県北葛飾郡、および春日部市のある一帯は
 ・中川 ・倉松川 ・幸松川 ・大落古利根川
といった氾濫しやすい小さな川に挟まれた低地で、昔からしばしば洪水に見舞われていました。
「首都圏外郭放水路」は、この洪水の被害を軽減する目的で作られたものです。
◇放水路は、大きく3つのパーツに分けられます。
1.立坑(たてこう): 川のそばに掘られた、円筒形の巨大な穴。洪水の際には、川からここに水が流れ込みます。
現在完成しているのは四つ。最後の「第五立坑」が建設中です。
2.トンネル : トンネルが五つの立坑の間を結び、水を流していきます。
3.排水機場 : 立坑から流れ込み、トンネルの間を通ってきた洪水は、最終的に排水機場内の調圧水槽(巨大なプール)に溜められます。
そこからポンプでくみ上げられ、広い江戸川へと排水されて終了、です。
◇今わたしがいるのは、排水機場。
ここの2階に「龍Q館」という資料館が作られています。以上。

今日はずっと屋内かと思ってました… ◆さて、いよいよ、写真で一目惚れしてぜひ行ってみたいと思っていた調圧水槽へ。
いったん建物の外に出て、ゾロゾロと歩いて行く。
屋上にのぼった時西側に見えた、サッカーグラウンドの向こうの茶色い小屋のようなもの。ここが秘密の入り口なのだ!
ヘルメットがちょっと、暑い…

いよいよ潜入です ◆係の人たちから、「滑りやすいので走ったりして転ばないように」「はぐれないように」と厳重に注意される。
そして、狭くて急な階段を降りていく………

壁はじっとりと湿り、ところどころに懐中電灯が吊るされた程度の暗い、かなり暗い階段。
間違えて踏み外したら大変なことになりそう。
ようやく開けた場所に出た、と思ったら…

………!!


こっちの方がイメージに近いかな

地下神殿だぁ………!!

露出補正したのでかなり明るめです

◆空気はヒンヤリと涼しい。
湿度が高いせいで少しもやのかかったような、薄暗い、広い広い空間。
立ち並ぶ巨大な柱…
思わず、凄い、凄い凄い凄いとバカの一つ覚えのように呟いてしまう。
ここ!ここに来てみたかったのよう!(T^T
これが見たかったのよぅ~~。

…上の写真じゃ、大きさがイマイチ伝わらないな。

じゃ、これならどう?

広いでしょう?

ちなみに、この水槽は長さ177m、幅78m、高さ25.4m。
柱は一本につき長さ7m、幅2m、高さ17m。それが全部で59本、立っているんだって。
◆この水槽はすでに稼動しているので、もう何回か洪水を経験しているんだそう。
地下水も染み出していて(天井からも水滴が落ちてくる)水溜りができているので、見学者は入り口近くの比較的乾いたところだけに入っていいことになっている。
「転んだら、泥パックみたいにキレーーーーに泥まみれになりますよ?」と脅されているので、そろそろと歩く。

◆振り向くと、見えるのは第一立坑。
外の光がまぶしい。
光が差し込む

写真撮影タイム それにしても涼しい。ちらっと「エアコン入れてるのかな」と思ったけど、…なわけないじゃん(^^;
エアコンの冷たい風じゃない、自然の涼しさって、何ヶ月ぶり?
一日に2、3時間こんな部屋で過ごせたら、素敵だろうな。
湿度が高いのがネックだけど、高床式の寝台を作って、大きなタオルを敷いたらお昼寝ぐらいは…
…なんて、いろいろ妄想してしまう。

◆説明を聞いて写真撮影などした後は、また階段をのぼって灼熱の地上へ。
名残惜しいけれど、万が一ここに取り残されたりしたら、待ち受けるのは恐ろしい末路。指示に従って、おとなしく帰りましょう…

◆さあ、最後はバスに乗って遠出。立坑とトンネルの中に入るよ。
…ということで、待て次回。

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コメント

詳細レポ、楽しいなぁ。
はぁぁ、思い出すだけでもコーフンしてくる!!

投稿: aya | 2004/08/10 16:44

鬼ごっことかしたら、楽しそうな空間ですね。(^-^;

偶然だと思いますが、丁度こんな記事を発見しました。

地下金庫見学
http://newsflash.nifty.com/news/tt/tt__kyodo_20040810tt010.htm

地下構造物つながりってことで。

投稿: けんたろー | 2004/08/10 21:15

 一番最初の、「ここはどこでしょう?」だけみて、「あっさりしてるなぁ。お気に召さなかったのかな」なんて思っていたら・・・まだまだ続く長編レポート、続きが楽しみです。

 177x78x25.4mな水槽って鯨が飼えそうなサイズですねぇ。
 柱が沢山あって、「撃ち合いができる!」とかバカな事を想像しちゃったり。(謎)

 転ぶと泥まみれって事ですけど、そのうち泥がどんどん溜まってっちゃうのかなぁ。そうなると貯水能力が落ちそうっていうか、施設に寿命がある事になるから、排水する時一緒に出ない分、たまにお掃除とかするのかな?

投稿: ShyN | 2004/08/11 22:24

お散歩してたら、こんな記事も・・・
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/09/news051.html?nc40

マヨさんが行かなかった方って事になるのかな。
それにしてもみんな、地下が好きなんだねぇ。前世が戦隊物の悪役とかだったりして・・・

投稿: ShyN | 2004/08/12 00:45

>ayaちゃん
楽しかったよねぇ~(´▽`
一緒に来てくれて嬉しかったよ、ありがとう!

>けんたろーさん
時代は地下なんですね!
地下金庫かぁ… ウフフ… ←ロマンを感じるらしい
見学希望の人たちはどこに惹かれるのかしら。地下というより金塊が入ってたってとこなのかなぁ。
>ShyNさん
オオ、とんでもないことです。立坑の中に住みたいぐらい気に入りました。
最近レポート続きでなかなか時間が取れず、ちょっと大変です(^-^; 早く最終回を書き上げたいものだ…
調圧水槽でサバゲしたい人は多いかもしれませんね。
わたしはあの中にいっぱいゾンビがいて追いかけられたら嫌だなぁと想像します。

そうそう、水槽内の掃除については係員のお姉さんが説明してくれましたよ。
本来は江戸川に向かって水を流すんですが、逆に江戸川から水を取り込むこともできるんだとか。
それで水を溜めて汚れを洗い流してるんだそうです。

ジオサイトプロジェクト、そうですね。行かなかった方です。
暑かったのか…
こちらはとても涼しくて快適でしたけど( ̄▽ ̄

地下鉄も地下街も大好きで、自分でもどうしてこんなに地下が好きなのか分かりません。
胎内回帰願望とか…?(大袈裟
前世はみんなモーロック族だったんじゃないですかね。

投稿: マヨ | 2004/08/14 11:08

写真等拝見しました。地下の巨大な空間の写真には驚きました。迫力がありますね。この写真は管理人が撮られたのでしょうか。
もし、そうでありましたら、ご連絡いただければ幸いです。イメージ写真として活用させていただくために詳細な活用について申し述べます。
それではよろしくお願いいたします。
小岩

投稿: 小岩 | 2006/11/07 09:58

小岩さん、初めまして。マヨと申します。
blogを見ていただいてありがとうございます。

写真は、仰る通り、わたしが撮ったものです。
イメージ写真…ちょっと想像がつきませんが、貴サイトで利用されるということでしょうか。
spamが増えては困るのでこちらにはメールアドレスを記載しておりませんが、わたしのサイトのトップページhttp://homepage3.nifty.com/umbrae/
をご覧いただくと、左下にメールへのリンクがございます。
そちらからご連絡いただければ幸いです。

投稿: マヨ | 2006/11/09 22:40

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